先日発表された、Apple純正「Magic Keyboard(テンキー付き)- 日本語(JIS)」を購入したのでレビューをしてみます。
上の写真は、古い純正ワイヤレスキーボード、真ん中が新しい純正ワイヤレスキーボード、一番下がサードパーティー製Matisワイヤレスキーボードです。下の二つは充電式となっています。
以前よりApple純正のBluetoothのワイヤレスキーボードを使用していたのですが、もう何年も前からテンキー付きのワイヤレスキーボードがなくなっていて、へたったキーボードを買い換えることができずにいました。見積書とか経理の入力などはテンキーが付いていないと圧倒的に使いにくいのです。
少し前にサードパーティーからMac用のテンキー付きワイヤレスキーボードが発売され、質感も操作感もまずまずなのですが、どういう訳かテンキーに「,」が付いていないのです。
そしてやっと待望のテンキー付きApple純正日本語ワイヤレスキーボードが発表されたので購入を検討しました。
ところが、オフィシャルページのキーボードの写真を見ると、テンキーのところの「0」と「,」がくっついています。これはどうやって入力するのだろう?とアップルストアに電話して問い合わせてみたところ、少し待たされた後に、「キーは一つだが左右を押し分けることによって入力できる。素早く入力するためのものです。」との回答。それならばとすぐに購入をして開封してみると、説明とは異なり、ごく普通にキーが分かれていました…
実際の使用感ですが、公式にはOS10.12.4以上の対応であると書かれているものの、普段メインで使用しているMacPro OS10.6.8でも問題なくペアリング・使用できました。OS10.8のiMacでもOKでした。音量とかの特殊キーは元々使用していないので使えるかどうかはよく分かりません。また、キーボード環境設定上では充電状態は表示されないようです。取説にはUSB-Lightningケーブルで接続すると自動でペアリングすると書かれていますが、これも上手く動作せず、普通にペアリングしました。
面白いのは、ケーブル接続しているとペアリングをしていなくても有線キーボードとして使えたことです。Option起動も問題なくできました。
OS10.12.5では、もちろん問題なく使用できます。設定も簡単でした。Bluetoothの感度も良いようです。とても軽くてルーズな姿勢で入力するときでも楽ちんです。
Matisキーボードでは少し使用しないとすぐにスリープに入り、改めて入力するときに一文字目が落ちてしまう(最初のキー入力でスリープ解除)のが地味にストレスになっていましたが、このキーボードは多少ほっぽっておいてもすぐに使用できるみたいです。
キーの配置に関してはMatisキーボードの方が押しやすくて好みです。まあ、慣れの問題かもしれませんのでこのまま使用してみます。
総合的にみて、テンキー付き日本語ワイヤレスキーボードを探しているMacユーザーにはお勧めしたい製品です。
ラベル:キーボード

